マヤ文明とは
先住民が代々口伝に残してきたものは、超古代文明の存在を明らかにします。伝統保有者にとって、石のモニュメント、レリーフ、中南米のピラミッド群は過去の遺物ではありません。現在も目にして学び、感じ、実践する場であり、先人、祖先のスピリットと交流する儀式センターとして親しまれています。
マヤでは「一つのことでも、全体が関連している」と考えます。よって、カレンダーという一つのトピックをお伝えする時も、また学ぶ時も、それには、神や宇宙、天体、自然、科学、宗教、神秘学、数学、言語学、幾何学、絵文字、建築学、性教育、農業、芸術、儀式・・・など、あらゆる事柄が密接に関連しているということを知る必要があります。
「マヤ文明=マヤ暦、マヤ・カレンダー」と、思っている人が非常に多いのが現状です。しかし、マヤ先住民の伝統では、カレンダーの知識や知恵はその教えの一部分にすぎません。
よって、マヤ・カレンダーを真に理解したいと望むなら、マヤの宇宙的教育の全体にバランスよく触れ、学び、実践して、自らの遺伝子に眠る超古代の記憶を活性化させてゆく必要があります。
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